『不登校サポーター養成講座』長阿彌幹生・著（2025年4月3日発行）

教育文化研究所 代表・長阿彌幹生さんの大人気講座が、本になってびーんずネットから登場です。

著者の長阿彌幹生さんは娘さんの不登校をきっかけに「お父さん研究会」の活動を始め、福岡市、北九州市、筑紫野市など福岡県内を中心に全国で講演会を開催。長年にわたり不登校支援に取り組んでこられた方です。

本書は長阿彌さんが講師を務め、これまでに行政・市民団体の主催により20年間で32期（192回）を実施し、1000名近い方々が受講した「不登校保護者サポーター養成講座」（全６回）を書籍化したものです。長阿彌さんは本書の冒頭で読者にこう語りかけます。

“この講座は受講生のみなさん自身が幸せになる講座です。楽しく生きる。明るく生きる。そんなことが無理なく、自然にできるような人間になりあっていくことが、この講座の目的です。そういう人が、わが子の不登校で悩む保護者の「伴走者」として成長していくことでしょう。”

不登校の親の会など、支援する立場の方はもちろんのこと、不登校のお子さんの保護者の方にもぜひ手に取っていただきたい。サポーターとしての姿勢、「聴く」「受けとめる」「支える」「つなげる・拡げる」ことを学び、気持ちに寄り添い、共感できる「伴走者」として成長していくことを目指します。

＜目次＞

はじめに

第１章 サポーターの基本姿勢

講座の目的とサポーターの基本姿勢
自分は本当に正しいのか？
「正しい」の根拠――自分の「正しさ」の怪しさを知る
「なかよし」は一方的なもの
コラム『親にしかできないこと』

第２章 不登校の現状と基本的理解

不登校を生み出しているもの
受けとめることの重要性
先回りしないということ
子どもが休息する権利を保障する
コラム『腹が据わると何かが変り始める！』

第３章 サポーターとしての姿勢（その１）「聴く」

聴くための心構え
ムカつきカレンダーの活用
もう食べんでよか！
コミュニケーションの妨げになっているもの
「そこそこ」の真実
コラム『６年間待っていたメール』

第４章 サポーターとしての姿勢（その２）「受けとめる」

共感と肯定の違い
実力不足を認める覚悟
「バカ野郎」と言われても気にならなくなったのは
あの人は靴を履いていない？
「三方一両損」の知恵
コラム『陽的展開＝きっと幸せになる』

第５章 サポーターとしての姿勢（その３）「支える」

「支える」の本当の意味
夜泣きの意味が変わる
支える場で大切にしたいこと
語りあいの場の運営
固定観念からの解放を目指す場
コラム『不登校の悩み語り合いませんか』

第６章 サポーターとしての姿勢（その４）「つなげる・拡げる」

「一緒に行きましょう」の大切さ
支援の場を拡げるために
読書会、テレビ視聴会などの活用
２６２理論
コラム『事実を認める潔さと勇気』

第７章 子どもたちの未来　ハロースタディ、ハローワーク、ハローレスト

子どもたちの選択肢を拡げる
子どもと対話する余地を拡げる
全日制高校だけが進路ではない
高卒認定試験の利点と活用法
コラム『左耳のおかげ』

おわりに

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長阿彌 幹生（ちょうあみ みきお）
教育文化研究所代表

1949年生まれ。福岡県筑紫野市在住。大手流通企業で主に商品開発、販売企画、新規プロジェクトなどを担当。1996年に娘の不登校を考えるために「お父さん研究会」の活動を始め、1998年、家族の病気介護のために会社を退職。2000年、“なかよし”な人間関係についての研究機関「教育文化研究所」を設立。不登校、離婚、リストラ、職場のストレスなど人間関係から起こる様々な問題の改善について仲間と研究するとともに、不登校やひきこもり、なかよしな人間関係などについての講演活動も積極的に行う。

著書『長阿彌幹生のなかよし読本』『長阿彌幹生のデンマーク読本』（教育文化研究所）

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『不登校サポーター養成講座』
◆著者：長阿彌幹生
◆A5判 124ページ
◆2025年4月3日発売開始
◆特典：送料無料
◆90日間返金保証（ご満足頂けない場合、購入後90日間以内であれば、代金は全額返金いたします｜ただし一度に複数冊の注文をした場合は返金保証対象外となります）

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