『子どもの不登校に向きあうとき、おとなが大切にしたいこと』田中茂樹・著（2023年10月18日発行）

びーんずネットの二人が大きな影響を受けた本、『子どもを信じること』。その著者・田中茂樹さんをゲストにお迎えした2022年8月のびーんずネットのセミナー内容を書籍化したものです。

子どもの不登校に向き合うとき、どんなことを心がけていきたいか？
それを田中先生ご自身のエピソードも混じえながら、丁寧にわかりやすく解説しているのが本書の特徴です。
また保護者のお悩みを集めた第２章には、Q&A形式で具体的な質問を掲載しました。

「待つしかないのでしょうか？」
「昼夜逆転、ゲームだらけの毎日に不安」
「甘やかしと見守りの違いがわからない」

など、不登校の子を持つ同じような悩みを持つ方にとって、田中先生の回答は非常に参考になるはずです。

何度も読み返したい内容がまとめられていることに加えて、書籍化に際しては田中先生に「はじめに」と「あとがき」をご執筆いただきました。なんと、あのアイスクリーム療法の誕生秘話が、初めて本書で明かされています！　こちらもとても素敵なエピソードです。

＜目次＞

はじめに

第１章
子どもの不登校に向きあうとき、おとなが大切にしたいこと

理由も聞かずに味方になる
義務教育の義務とは
どうしたらいいと思う？　と子どもが言ったら
うちわを届ける
見守る側の気持ち①　ゲームソフトの誤配
見守る側の気持ち②　息子がバイクを買う
高速道路をまっすぐ行く人生
故郷を離れた一世とそこで育った二世
子どもを本当に励ます大人の言葉の例

第２章
親の悩みに答える

親がしんどくなってしまったときは？
親が間に入るタイミングは？
「自分はクズだ、大人になりたくない」と言われたときは？
待つしかないのでしょうか？
昼夜逆転、ゲームだらけの毎日に不安
甘やかしと見守りの違いがわからない
忙しいときには話を聞くことができません
親がすべきことは？

第３章
不登校と発達障害は増えたのか

不登校が増えた？
教育に求められていること、目指すことが変わってきた
発達障害が増えている？
不確実な未来で生きていく子どもに、親ができることはなんなのか？

おわりに――アイスクリーム療法誕生秘話

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田中 茂樹（たなか しげき）
医師・臨床心理士


1965年東京都生まれ。医師・臨床心理士。京都大学医学部卒業。文学博士(心理学)。4人の男の子の父親。
現在は、奈良県・佐保川診療所にて、プライマリ・ケア医として地域医療に従事する。20年以上にわたって不登校やひきこもりなどの子どもの問題について、親の相談を受け続けている。
著書『子どもを信じること』（さいはて社）、『子どもが幸せになることば』（ダイヤモンド社）、『去られるためにそこにいる』（日本評論社）。

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『子どもの不登校に向きあうとき、おとなが大切にしたいこと』
◆著者：田中茂樹
◆A5判 120ページ
◆2023年10月18日発売開始
◆特典：送料無料
◆90日間返金保証（ご満足頂けない場合、購入後90日間以内であれば、代金は全額返金いたします｜ただし一度に複数冊の注文をした場合は返金保証対象外となります）

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